このプログラムについて

芸術文化は私たちの感性や想像力を育む社会基盤です。経済、産業、教育、医療、福祉など、様々な領域が芸術文化と結びつくとき、そこに新たな視点が加わり、人や組織が横断的に活躍できるフィールドが広がります。しかし、ご自身のキャリアと芸術文化の接点を具体的に考えようとしたとき、「専門知識はどの程度必要?」「業界の構造は?」「芸術文化領域のステークホルダーは誰?」など、気になることが次々と出てくるかもしれません。本プログラムでは、そんな疑問や不安に受講生と一緒に向き合いながら、次なるフェーズへの道を可視化します。

本プログラムのスタートとなる2026年度は、現代アートにフォーカスします。
レクチャーでは、現代アート領域で活躍中の専門家のみならず、現代アートとの接続点を構築してきたビジネスパーソンも講師として登壇し、豊富な経験と現状の課題等を語ります。

例えば数字の話。文化事業の予算、来場者数、統計など、様々な数字の裏側に、どのような文脈や仕組みが潜んでいるのか。単純に数字だけを見ても捉えきれない、負荷や価値についても考察します。

また、現代アート事業の現場を訪問することで、レクチャーだけでは知ることができないことを「体験」として学ぶ機会も提供します。

さらに、講師、ファシリテーター、受講生同士が共通の課題について対話する時間を設け、講座終了後も続くネットワークの構築を視野にいれたプログラムです。

自らのキャリアの「これまで」と「これから」を、創造的につなげていきたい。
そう願う皆様のご参加を心よりお待ちしております。

ファシリテーターからのコメント


特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

現代アートの仕事の面白さは、常に複数の答えや可能性を探りながら進んでいくことです。人や場所、状況によって求められるものが変わり、その都度新しい発見や試行錯誤が生まれる――その「妙」こそが、アートの仕事の醍醐味です。その中心にいるのはアーティストですが、その創造的な活動を社会につなぎ、支えるためには、多様な専門性や経験が欠かせません。みなさんが培ってきた企画力や広報力、マネジメント力、交渉力などは、アートの現場でも大きな力になります。この講座が、それぞれの経験やスキルを生かし、新たな協働や価値創造の可能性をみつける機会となれば幸いです。


寄本 健

(東急株式会社 文化・エンターテインメント事業部 アート&カルチャー事業担当課長)

アートの可能性を、日本の未来へ。
好きから始まる情熱を、仕事へ。
その秘めた想いを、事業へ。
アートの力で新しい価値を生み出す。
その挑戦を、ともに歩む仲間をお待ちしています。